- 2025/01/22
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「美術を好きになってもらいたい」という思いから、美術教諭・中平千尋氏が発案、「中学校を美術館にしよう」を合い言葉に2004年から始まったアート・プロジェクト。
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こんにちは。
Nプロジェクトの小林稜治です。
な、なんとブログが変わって最初の投稿になります。どんなことから書き始めるべきか悩んだのですが、まずは目の前のことからお伝えしていこうと思います。
「とがび」がはじまったのが2004年。それから12年が経った今年から、中平千尋先生とNプロジェクトのアーカイブづくりをはじめていきます。
まずは、これまでに行ってきたアートプロジェクトの写真、ブログにアップされてきた文章、中平先生についての証言集など、これまでの10年を振り返る資料や言葉を収集。そしていずれはこの記録を公開して、卒業生や地域の人、美術教育に関わる人、アートを通じて何かをしたい人の「共通の知」になっていけばいいなと思っています。
さて、写真は中平先生ご本人が保管していた資料の一部。驚いたのは、想像以上に様々な資料がきっちりとファイリングがされていたことでした。「とがび」や「さくらび」、「くらやみ美術館」にまつわるもの、先生独自の美術教育のカリキュラム「Nスパイラル」のもの、なんと養護学校に勤務していた時の生徒作品まで……。
奥さんの紀子先生にお話を聞いてみると、千尋先生は癖のように普段からこまめに資料をまとめていたそうです。これはぼくにとっては、千尋先生の知られざる一面。
先生が亡くなってから、こうしてアーカイブの動きがはじまったことも、なんだか偶然ではないような気がします。
まずはこの資料の山に分け入ることからはじめていきます。